ほろよい研ブログ

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最後のジェダイは私にとっても最後のジェダイか?

スター・ウォーズ 最後のジェダイ、面白くはあったが何とも感想に困る作品だ。
 
アクションはまあいい。
ルークも心の弱い等身大のルークとして、伝説のルーク・スカイウォーカーとして描写されていた。
レイア姫も賢くて勇敢なリーダーとして描かれていた。
レイもニューヒーロー(ヒロイン?)として魅力的だった。
 
最後のジェダイと副題がついているが、ジェダイには最初も最後もない。それが作品のテーマとして通奏低音として流れている。これも、悪くない。
 
何が不満だというのだろう?
 
登場人物の心の葛藤を描いているのだろうがその描写は成功したのだろうか?悪(スノーク)の描写はあまりにも淡泊ではなかったのか?
新しいキャラクターたちは十分に魅力的だっただろうか?特に最後にフィンを助けた女の子(ローズって名前だが、アジア系。唐突なアジア系のキャスティングで私は戸惑いを隠せない)、あのとってつけたようなキャラクターを今後も出し続けるのだろうか?特に、ローズが特攻するフィンの邪魔をしたところはかなり引いた。そして、唐突な告白でもうわたくしドン引き。
レイア姫の超人的な能力はどこからどう出てきたものなのだろうか?最強すぎだろ。彼女が宇宙空間に投げ出されたとき、嫌な予感がしたのだ。
そして、フィンとレイの愛が描かれるときは来るのであろうか?
 
私は単に今までの伝説が終わって新たな伝説が始まるのに戸惑っているだけなのかもしれない。ここから先は新しい世代による伝説づくりだ。これを拒むか、諦めて受け入れるか、新しい波に一緒に乗るか、自分の心が試されている。
 
P.S.
やっぱり撮り直せって意見が出ているのですね。

言いたいことはこちらですべて言ってくれていました。

 

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