ほろよい研ブログ

ほろ酔いしている研究者の映画・音楽・漫画などに関するブログ

魅力的なスピンオフ満載祭り

最近、ACCA13区物が2冊立て続けに出た。オノ・ナツメの独特の絵柄はものすごい才能だと思っていたのですが、魅力的なキャラクターを考え付いて、そこから魅力的なエピソードを生み出す才能もずば抜けていますよね。

 

一冊目は、ACCA13区監察課 P.S.の第2巻。監察課課長が課長になるまでの前日譚を中心に、いろいろなサブキャラクターによるスピンオフ作品集となっている。本編を知らないと若干ついていけないかも。


二冊目は「ACCA13区監察課 外伝 ポーラとミシェル」。ACCA13区監察課 P.S.の第1巻で、「ジュモークより、パインを見続けた男」というパイン長官とその友人マホガニーの話が描かれたのだが、ここで描かれたマホガニーとパイン、そして彼らの娘であるポーラとミシェル、それぞれの友情と愛情を描いた書き下ろし作品になっている。P.S.でスピンオフを描いていたらさらに別の物語が広がったのだろうか、とてもキュートな作品に仕上がっている。こちらはACCA13区監察課の本編を知らなくても十分に楽しめると思う。とてもおススメです。

 

広告